再受験、医学生そしてパパに

理学療法士から医学部を再受験した人のブログ。国立大学医学科5年。在学中に結婚し、娘も生まれました。

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奨学金は未来を対価に得るお金

こんばんは、さんだ@再受験医学生 (@sanda_igaku)です。

 

今回は「自治体や病院の奨学金」について書きたいと思います。

 

このタイプの奨学金の特徴は、「返済が免除される」条件が定められていることです。病院側からみると早めに研修医(労働力)を確保できる利点をお金で買っていて、学生側から見ると未来の選択の制限によりお金を得ているわけですね。

 

ここで、どんな制限を受けるのかというのが重要になってきます。

ざっくり「場所」「時間」です。奨学金によっては、これに「専門科」の制限がつきます。

 

奨学金を借りて免除をされるためには、その借りた先に何年間か務めるわけです。自治体であればその中で病院を選びますが、病院奨学金の場合は選択の余地はないです。これが場所の制限です。

 

時間の制限、つまり何年間勤務しなければならないかはその奨学金によります。「2年以上で貸与を受けた年数」であったり、「貸与を受けた年数×1.5年」であったり、「貸与を受けた年数、金額によらず○○年」であったりと様々です。

 

 

卒後2年間は初期研修中で、初期研修は施設によって良いところ、悪いところある(らしい)ので、あまり一概には言えませんね。初期研修の一部を他の連携施設で行った場合も、その病院で勤務したとみなされるようです。問題は3年目からの話ですね。

 

2018年度より新専門医制度というものが開始され、「科の専門研修プログラム」を持つ病院群にて研修を受けたものしか専門医試験の受験資格を得られなくなりました。内科や外科は割と多くの病院がプログラムを持っているのですが、眼科や皮膚科などいわゆる「マイナー科」は大学病院とごく一部の病院しかプログラムを持っていません。ですので、すでに進みたい科が決まっている場合は専門研修を受けられるかは確認しなければなりませんね。

 

 

私はこの手の奨学金を借りています。やっぱり再受験を志した時に一番考えたのは「生活費と学費どうしよう」だったわけです。親に出してもらえればそれでいいんですけど、既に一つ大学を卒業し働いた経験があったからか、お金を出してもらうことがすごく申し訳ない感じがしましたし、付き合っていた人もいたので自分でどうにかしたかったのです。

 

借りる際はすでに進みたい科が絞れていたので、その中でどこにも進めることを確認したうえで借りました。少なくとも初期研修は乗り越えて、万が一、3年目に指定されるところ以外で働きたいと思った時のために、「返済すればそれでいいよ」という奨学金を選びました。「医師免許を持っていたら銀行からお金借りれるだろうし、医師の給与水準ならそれすらも早めに返せる」と思ったからですね。

 

やりたいことがあるのに「お金」でそれを諦めるのはとても辛いです。私は何が何でも医師になりたかった。たとえ多少の制限を受けてもなりたいと思った。借りてどうにかなるなら借りたらいいじゃないと。

 

借りたメリットとして、今生活ができる以外には、今後の見通しが立てやすいってのがありますね。これは私に妻がいて、娘がいるから特に思うのかもしれません。制限が加わることで、より今後を具体的に話せるようになりました。

 

次は学費や教科書などの出費のことについて書けたらと思います。Twitterもやっていますので、何かあれば気軽にどうぞ。