こんにちは、さんだ@再受験医学生 (@sanda_igaku) です。
今回は使用した参考書について書きます。
ですが、その前に。
僕は、参考書を使う際に自分ルールを作りました。
①参考書の浮気はしない。基本は各教科(分野)1冊+過去問。
②最低でも2周。全部覚えるつもりでやる。
結構、周りの人も同じようなことを言っているような気がします。もうすでに聞いたという人もいるかもしれないですね。
①も②も突き詰めると同じです。やってる間はすごくできてるつもりになりやすいんです。特に、解き終わって、解答が合ってるか間違っているかに関わらず、解説を読んでいる瞬間がですね。きちんと理解して落とし込むために①と②のルールは必須であると僕は考えます。
どんな問題集でも書いていることをすべて理解すれば合格に足りるはずです。特に地方国公立医学部を目指す場合は、奇問・難問は出ません。標準的な問題を確実にとること、減点を減らすことが大事です。
というわけで、参考書です。地方国公立(単科医大除く)を想定した勉強に使ったものです。過去問演習や試験本番において、これらの参考書で対応できないと感じたことは僕はほぼなかったです。東大、京大、阪大、単科医大目指すのならそれに対応した問題集をお勧めしますが、基礎としてやるにはこれをお勧めします。
数学Ⅰ・A→「数学Ⅰ・A 標準問題精講」
数学Ⅱ・B→「数学Ⅱ・B 標準問題精講」
数学Ⅲ・C→教科書
数学は基本は標準問題精講で勉強しました。一回目の大学受験の残りがあり、それを使った感じなので、特に理由はありません。チャート式(青)も持っていましたが、量が多く、やや難易度が高いように感じたのでこちらを。Ⅰ・Aの方は難易度が丁度よいのですが、Ⅱ・Bの方は途中が難しく、頑張って周回したのを覚えています。Ⅱ・Bは「基礎」の方から始めても十分だと思います。Ⅲ・Cはたまたま教科書が手に入ったので、教科書で公式など最低限だけ詰め込んで、あとは過去問で演習をしました。
物理→良問の風
一番解説が丁寧でした。量も難易度もバランスよくまとまっている問題集です。名門の森や重要問題集がよく話題に上がりますが、地方医学部を目指すのであれば良問の風をおすすめします。
化学→化学Ⅰ・Ⅱの新標準演習
これも開設が丁寧で、基礎的な問題から応用までいける問題集です。ちょっと問題数が多いのですが、1問1問はそこまで重たくないため、それを感じにくいです。十分二次試験まで対応できる問題集です。
英語→やっておきたい英語長文500

- 作者: 杉山俊一,塚越友幸,山下博子,早崎スザンヌ
- 出版社/メーカー: 河合出版
- 発売日: 2005/05/01
- メディア: 単行本
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志望校の難易度と解く時間を考えてこれを選びました。もともと、英文を読むのが苦手ではなかったので、受験用にスタイルを変えるという感じです。英語の試験は文章が長くなっても基本的な解き方は変わらないので、500レベルを丁寧にやれば二次試験の長文にも対応できるはずです(センター試験は別)。
英単語→英単語ターゲット1900
前半1/3位を繰り返し見ていただけなので、この本でなければなかったのかと聞かれると微妙です。日本語と英語を交互にテンポよく見ていくというように使っていました。テスト形式で単語を確認するときはアプリを使用していました。
リスニング→きめる! センター 英語 リスニングトレーニング

きめる! センター 英語 リスニングトレーニング (センター試験V BOOKS (1T))
- 作者: 安河内哲也
- 出版社/メーカー: 学研
- 発売日: 2005/08/30
- メディア: 単行本
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これは唯一1周しかしていない問題集です。センターに特化したものが欲しかったのと、がっつり模試形式のものはやるのがしんどいので、この問題集を選んだのを覚えています。一周終わった後はウォークマンに入れて流し聞いてました。
現代社会→センター試験 現代社会の点数が面白いほどとれる本
社会はまず何を選択するかで迷うと思います。僕の場合は、勉強初年度で時間が少なかったことから現代社会に決めました。勉強はこれをひたすら読むに尽きます。現代社会だけは早くからセンター試験の過去問を解きました。
現代文→きめる!センター国語 (現代文) センター試験

きめる!センター国語 (現代文) センター試験V BOOKS (4) 新課程
- 作者: 船口明
- 出版社/メーカー: 学研
- 発売日: 2005/04
- メディア: 単行本
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センター現代文は「解き方」を理解するのが一番速くて正確です。センター現代文は模試とは難易度というか質が全く異なります。周囲でも模試の成績より格段に悪かったという人はいても、その逆はいません。ですから、ただひたすらに問題集をするよりもセンター試験に絞った参考書を一冊読み上げるのがいいでしょう。
古文→古文単語ゴロゴ
一番気軽に読めそうなものを選びました。センター試験の古文の本当にこの語呂合わせだけで大方解くことができます。語呂合わせで意味を把握したうえで解説を読むことで、読解に関する問題にも対応できるようになりました。
漢文→何も使用してません
ネットで再読文字と句形、頻出漢字のみを確認したのは覚えています。ですが、どこのサイトを見たのかは覚えていません。
これで全部です。
よく使ったとか、使った中でこれがお勧めとかではなくて、これしか使ってません。
少ないと感じるかは人それぞれだと思いますが、絶対に多くはないはずです。もちろん、もっと深くまで演習を行う問題集を使った方が学力は上がるのでしょうが、時間がなかったこともあり、自分なりに合格に向けて戦略を練った結果がこの参考書です。それも含めて次はセンター対策について。
Twitterで質問箱を設置してますので、何かありましたらご気楽にどうぞ。