再受験、医学生そしてパパに

理学療法士から医学部を再受験した人のブログ。国立大学医学科5年。在学中に結婚し、娘も生まれました。

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たった3つのことを行うだけで、今より遥かに公正でクリアな入試になる(医学部入試不正問題)

こんにちは、さんだです。

週末はマーク模試が行われたのですね。いい成績だった人はそのまま勢いに乗ってください。悪いなぁと感じた人は、模試は模試でしかないので、反省はしつつも気落ちはせずに日々の勉強に活かしましょ。合格するのは模試の成績がいい人ではなくて、本番で点数が取れる人なのですから。

 

 

さてさて、続いております、入試における不正シリーズを今回も書いていきます。過去の記事は↓

 第一弾

第二弾

 第三弾

 

気づけば第四弾ですね。

今回は、タイトルにある通り、「公正でクリアな入試って、そんなに難しくないはずなのになぁ」と思ったので、どんな方法かを書いていきます。

 

 

 

やることはたったの3つ

 ニュースやSNSで「公正な入試を」みたいな声はよく聞きますけど、じゃぁ具体的にどうすればいいのかって話ですよ。もちろん、声をあげることは変化を生み出すために必要です。ですけど、言うからには何か提案しないとなぁと思うわけです。受験のことについて書いているこのブログも、おかげさまで多くの人に読んでもらってるので、少なくとも僕の考えくらいは出しておかないとね。

 

 

 僕はごちゃごちゃしたことはせずに、以下に提案する3つのことをすれば、公正でクリアな入試になるのではと考えます。もちろん、すべての因子を排除できるわけではないんですけど、少なくとも今よりかはましになるんではないかと。

 

 

 で、その3つのことはこちら。

 ・小論文と面接の廃止

 ・合格させる優先順位を明確にする

 ・受験者全員に成績通知

 

 では、一個ずつ説明していきましょう。

 

 

小論文と面接の廃止

 数校を除くほぼ全部の大学で、面接と小論文のうち、少なくとも一つが実施されています。でも、これが一番いらないし、すごく面倒なことを生んでいるんですよ。

 

 

 面接や小論文には正解というものがありません。正解がないということは、明確な採点基準がないんです。採点基準がないということは、面接官の裁量が大きくなるということです。

 

  

 各大学の募集要項には「成績が合格に達していても、面接にて不適切と判断された場合は不合格となる」とか「合否において重視します」とか書いてあるわけです。いったい何をどうやって判断するのでしょうか。

 

 

 前の記事でもちらっと書きましたけど、医学部入試って国による影響があるので、公正さはより一層担保されないといけないわけです。それなのに、こんなあやふやなものを合格基準に用いていいのでしょうか。

 

 

 公正さのために、思い切って学力一本にしていいと思うんですよ。上から成績のいい順にとっていく。これほどわかりやすい入試ってないですよね。そもそも一部の大学を除いて、小論文や面接で適正なんて測れるわけがないんですから。面接廃止を言うと反論が予想されるので、それは次の記事にまとめて書きます。

 

 

同点の扱いを明確にする

 学力一本にすると非常に分かりやすい入試になるのですが、同点の扱いをどうするかが問題になってきます。医学部入試では受験生の数がそもそも多く、能力も非常に拮抗しています。加えて成績はおおむね正規分布をとるはずなので、境界の人が複数いる可能性は少なくないはずです。ですので、同点だった場合の扱いは厳密に決めなくてはいけません。この辺、今までどうしてたんでしょうね。

 

 

 同点の扱いは色々あると思いますが、僕が提案したいのはこの方式

 

 ・センター試験と二次試験の合計点が同じ場合は、二次試験の得点が高い方を上の順位とする

 

 ・二次試験の得点も同じである場合は、二次試験の英語の得点が高い方を上の順位とする

 

 ・二次試験の英語の得点も同じである場合は、二次試験の数学の得点が高い方を上の順位とする

 

 

 こんだけ決めておけば、さすがに差がつくでしょう。で、これを募集要項にわかりやすく書いておく。必須です。

 

 

受験者全員に成績通知

 こうやって受験が行われたら、その成績を受験者全員に通知をすると、より公正さが保たれるでしょう。むしろ、希望制なのおかしくない?

 

 

 通知する際に記載されるべきことは二つだけ。各教科の成績と合計の順位です。不合格者の中で上位何%とかそんなんはいらないです。合格最低点や平均点などは各大学はすでに発表していますので必要ないです。各教科の平均とか偏差値とかは模試じゃないのでね。

 

 

ここまでやっても100%の公正になるわけではない

 悲しいことに、どんなことにも絶対はないんですね。上の三つを実施すれば、今よりも遥かに公正でクリアな入試になると思うんですけど、それでも100%ではないんです。

 

 

 例えば、記述式の問題の採点。膨大な量の解答を採点するわけですから、一人ではできません。採点する人によってわずかな違いもないとは言い切れませんし(というより、証明が不可能)、ミスもするでしょう。今年か去年かに阪大や京大で採点ミスが話題になりましたしね。

 

 

 これらはどんな形式の入試でも起こり得ることで、どうやっても避けられません。ですので、他の部分を構造化して入試を行うのが大事だと思うんです。

 

 

 次回は「医学部入試に面接は本当に必要なのか」を考えたいと思います。Twitterには質問箱を設置しています。質問、要望、感想などございましたらお気軽にどうぞ。