こんにちは、さんだです。先日、友人の結婚式に行ったらかつての上司がいてとても緊張しました。
前回は、理学療法士時代に医学部に入りたいと思った動機を書きました。
今回は、この後どういう選択をしたかを書いていきたいと思います。
学士編入か、一般入試か
医学部を再受験しようと思った人がまず考えることが「学士編入か、一般入試か」でしょう。それぞれのメリット、デメリットは他のサイトさんにゆずりますけど、悩みどころですよね~。
僕は、御存じ(?)の通り、一般入試で受けることにしました。その理由は↓
・生物を学んでない
理学療法士になるために以前の大学で学ぶ専門基礎は「医学の基礎の基礎」みたいな感じだったんですよね。もちろん、運動器や神経系の解剖、運動学や生理学みたいなのはしっかりやってたんですけど、編入試験で出る「分子生物学」はほぼ未履修なんです。しかも、物理選択なので生物がまじでわからない。
武器を一から作って、それを生物系の学士、修士の人と戦うのはちょっと辛いかなと思いました。
・高校の成績に戻せばどこか受かりそう
学士編入を受けない理由もありましたし、一方で高校時代の偏差値から一般入試を積極的に狙っていいと感じました。当時の成績はこちらから。
この成績に戻したとしても、まだ厳しいです。しかし、現役の時も8月まで部活してましたし、まだまだ伸びる余地があったと思ったんですよね。医学部も地理的に所縁がなさすぎる所以外はどこでもいいと思ってましたから、単純に受かる確率だけでいうと一般入試の方が高いと判断しました。
・定員の問題
これは上の二つとも関わってくるんですけど。例えば同じ倍率でも、50人受けて5人受かるのよりも、1000人受けて100人受かる方が受かりやすそうですよね。
この記事でも書いたんですけど、
定員が多い方が、受験者による変動は少ないはずなんですよ。自分がどんだけ勉強しても天才が5人受けてたらその時点で落ちるわけ。さすがにその天才側に自分が入れるとは思ってませんし。できるだけ運の要素、自分の力ではどうにもならない要素を減らしておきたかった感じですね。
仕事を辞める?続ける?
一般入試を受けようと思った僕が次に悩んだのが「仕事を辞めるか、仕事しながら勉強するか」です。
当時の僕は理学療法士としての経験も浅く、かつその仕事が嫌になったわけではなかったため悩みました。「元理学療法士です」と言うからには働いていた実績と経験が欲しいです。でも、やりたいことが明確になった今、いち早くその方向に歩みだしたいわけです。悩みながら過ごしていました。
・センター試験の方式が変わる
僕が仕事を辞める決定的な要素になったのがこれです。僕は旧課程のことしかやっていないので、いくら移行期間があるといっても新課程の範囲があると勉強する量も増えます。何より一番影響を受ける数学が一番苦手なのです。これは焦ります。
そもそも「勝率が高いから」という理由で一般入試を選んだのに、ここで新課程での受験になってしまうとその勝率を下げることになるわけです。学士編入にしようかなと思ったんですけど、やっぱりビジョンが見えませんでしたね。
・勉強する時間がとれない
本当にですね、働きながら勉強できてる人を尊敬するんですけど、どうやって時間作るの?僕も働いてる間それなりに勉強してましたけど、よく力尽きてました。
昔は勉強に関する集中力は、自分でもそこそこ自信があってですね。「英語の息抜きに数学を勉強する」とかいう頭おかしいことを、かつてはしてたんですよ。今は無理ですけど。
でも、少なからず体を使う仕事だったからか、上司とそりが合わずに気疲れしていたからか、あんまり仕事後の勉強は捗ってなかったですね。土日は勉強会とかありましたし。
以上のことから、2013年6月に仕事を辞め、2014年の合格を目指し勉強することを決意しました。年度末ではなく6月まで働いたのは、ボーナスをもらうためですね。だって、入試って色々お金かかるじゃないですか。
で、この段階で再受験のことを話したのは友人一人だけ。彼女にも親にも上司にも同僚にも話してないんです。どのように話していったかは次回書きます。Twitterでは質問箱を置いてますんで、何かあればお気軽にどうぞ。フォローなどもお待ちしております!