こんにちは、さんだです。
先日、話題になったこのニュース。
「ルールを定めて、募集要項に書くように」っていうことなんですね。もちろんそれがあるべき姿。去年の入試不正問題だって、募集要項に書いてあったらここまで大きくはなってないと思うんですよ。
募集要項に書くのは絶対
性別、年齢、出身、親の出身大学。
この辺が考慮されて得点の調整がなされたり、成績の順位が入れ替えられたりしたというのが昨年の入試不正問題。僕の当時思ったことはこちら。
で、この中で発端となった昭和大学の募集要項を取り寄せて全部読んだんですけど、やっぱり性別や年齢などで成績を考慮するとは書いてなかったんですね。
色々言われてましたけど、多少のことは募集要項に書いていればいいんではないかなと思うわけです。
例えば東京女子医大なんかは、名前で分かりそうな気がするにも関わらず、募集要項にもちゃんと「女子のみ」と書いてあります。防衛医大の年齢制限もちゃんと書いてあります。名古屋大学の後期入試は、自身の出身高校か中学か親の居住地が愛知県であることが出願要件で、これもきちんと書いています。
これ以外にも、推薦入試の年齢制限や地域枠の出身地の要件などありますよね。これらも全部要綱に書いてあります。確かに当てはまらない人にとっては面白くないことかもしれないけど、これを差別だと言い切ることは僕にはできない。
でも、要綱に書かれていると、受験生はそれを選んで回避できるんですよ。無駄な時間とお金を奪われずに済むんです。だから全体に要綱に書かれるべき。
要綱に書いていれば何をしてもいいってわけではない
では、要綱にさえ書いていればどんなことも正当化されるのかというと、それはもちろんそうではないです。
大学が学ぶところである以上、学ぶ権利は誰にでも与えられるべきですから、年齢によってそれが潰されることはあってはなりません。まぁでも年齢に関しては私立大はいいんじゃないかなって思うのもわかる。年齢って全員に平等で、誰にでも現役で受験する機会はあるでしょう。もちろん、事情があってそれが叶わない人もいるわけだから、ないほうが良いに決まってるけど。
あと性別で差別するのは何があってもだめでしょ。そもそも何を持って性とするのかって話。寮の部屋とかハード面の都合もあるのかもしれないけど、入学自体がそこそこにいるし、やめる人もいるだろうから入試の時点で調整するのは疑問ですね。
受験生は要綱を隅まで読もう
意外と要綱を読んでない人っているんじゃないかな。アドミッションポリシーとかちゃんと読んでる?
僕の前の大学では合格基準に
・合計点が同点の場合は二次試験の成績が良かった方を
・それも同じ場合は二次試験の英語の成績が良かった方を
みたいな基準が明確に書かれていました。
昨年の影響があるため、今年度受験する人は要綱を隅から隅まで読みましょう。読んで損はないから、絶対に読むんだぞ。