再受験、医学生そしてパパに

理学療法士から医学部を再受験した人のブログ。国立大学医学科6年。在学中に結婚し、娘も生まれました。

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学生結婚した再受験医学生の一例。学生結婚のメリット・デメリット

学生結婚こんにちは、さんだです。

 

 医学部再受験生が悩むことの1つに結婚と子育てがあります。結婚してから受験する人も、今付き合っている人がいる人にも共通する悩みの種です。あまりモデルとなる人もいないので、相談できないことも多いでしょう。 

 

 今回はそんな方に向けて、学生結婚して娘がいる僕のことを書こうと思います。

 

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今までの流れ

同棲から学生結婚

 妻と付き合い出したとき、僕はまだ病院で理学療法士として勤務していました。付き合ってしばらく経った後、医師になるために受験し、無事に合格しました。その間、妻は応援してくれました。 

 

 入学して最初の1年間は遠距離で過ごしました。2年次春に、妻の当時就いていた仕事を辞めて大学県に来てくれて同棲生活が始まりました。そして3年次に入籍し、式を挙げました。

 

 学生結婚に踏み切った理由を述べるなら、妻が同い年だったので卒業まで待たせるには長い、というかすでに同棲していた以上、待たせる理由がなかったからです。生活が大きく変わらないといっても、入籍のハードルは高く、妻にちょっとプレッシャーをかけられました(笑)ゼクシィ.......。

 

 入籍するにあたって自分の両親にも、妻の両親にも特に反対はされませんでした。いい年ですし、同棲も含めて自分たちで生活ができているというのがあったと思いますが、受験の時と言い、結婚のことと言い、本当に周りの人に恵まれてます。

 

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出産のタイミング

 学生結婚すると、次に考えたのは出産のタイミングです。国家試験受験と被ってしまうと二人とも大変ですし、何より不合格のリスクが跳ね上がってしまうと考えていたので、そこは避けようと話しました。

 

 というわけで理想的なタイミングは

 4年次~5年次での出産

 ②卒業後に出産

 だと考えました。妊娠は必ずしも狙ってできるものでもないですから、あとは成り行きに任せました。結果、①のタイミングで娘を迎えることができたのですが、これは僕(学生側)が男だったからできたことだと思っています。

 

 ここまでを踏まえて、今どのような状態かを書いていきます。

 

お金

生活費

 妻は働いている分から、僕は奨学金とバイト代からそれぞれ決まった額を家に入れています。妻が働いてくれてるおかげで生活できているので、本当に感謝しかありません。

 

学費

 「結婚したら学費払わなくていいんでしょ?」と聞かれることがたまにありますが、そんなことはありません。国公立大学には授業料免除の制度がありますが、免除を受けるには結婚しているかは関係なく、成績と世帯収入によります。結婚して子供がいる場合は、この世帯収入の条件を満たしやすいため、このような誤解があるのかなと思います。

 

  授業料免除に関してはこちらの記事をご覧ください。

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生活

育児・家事

 学生結婚という少し特殊な立場ではありますが、家事や育児に関しては他の家庭と大きな差はないと思います。

 

 家事に関して、最初に役割分担をする夫婦もいますが、うちではそんなことはありませんでした。しかし、生活していくうちに

 料理→僕

 掃除→妻

と自然に家事が分担されてきました。洗濯は体力のある方がやってます。

 

 育児に関しては二人で協力して、という感じです。お風呂や寝かしつけも、その時にやれる方がやっています。

 

勉強

  独身、一人暮らしの時と一番差があるのがこの勉強についてです。主に勉強する時間は、家事が終わって娘が寝た後になります。早くて21時くらいからで、遅いと23時ごろになりますし、寝かしつけの時に一緒に寝てしまうなんてこともあります。

 

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 勉強する時間が娘次第なわけですから、当然1日の勉強量も安定しません。一人暮らしの学生だと土日にがっつり勉強できますが、結婚して子どもがいるとそうもいきません。今までよりもしっかり計画を立てて、余裕をもって勉強していく必要があるわけです。

 

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学生結婚のメリット・デメリット

 実際の経験を通して、学生結婚のメリットとデメリットを考えたいと思います。

 

メリット

家族との時間がとりやすい

 圧倒的なメリットがこれです。

 

 確かに医学部生活は暇ではないんですが、基本的に夕方には自宅へ帰ってこれますし、休日出勤や当直もありません。家事、育児、旅行など家族との時間をたくさんとれます。

 

 学生は長期休暇がありますから、夫婦で休みを合わせやすいこともメリットの一つです。夏休みや春休みに旅行に行きやすいです。

 

将来について早期から共有できる

 卒業後の進路について悩むのはどの学生でもそうだと思いますが、家族がいる場合は進路について良い相談相手になってくれます。

 

 働いてから結婚すると生活のベースに仕事があるので、それによりトラブルが起こってしまったり、パートナーの理解が得られなかったりすることもあると思います。一方で学生結婚した場合は、そのベースを二人で一緒に考えられます。妥協や衝突もあるかもしれませんが...。

 

デメリット

将来について考えることが増えたり、選択の幅が減る

 学生結婚して家族がいる場合、初期研修や専門科目を考えるのも特有の悩みがあります。

 

 初期研修は病院によって給料の差が大きいです。東京の大学病院なんかで研修しようとしても、僕の給料だけで家族3人はきっと生活できないでしょう。初期研修が終わったら専門を決めなければならないのですが、どの科を専門にするかで働き方が変わってきます。生活が劇的に変わる可能性があるわけですから、家族の理解は必須でしょう。

 

 「家族のせいで」というのは間違っていると思いますが、全く無視して決められるほど強くもありません。特に専門を決めるというのは、その後の一生を決めるものでもありますので、自分だけでなく家族の後悔もないようにしたいものです。

 

 また、医師の中でも少なくない人が大学院に進みます。研究して学位(博士)をとるわけですが、もちろんお金も時間もかかります。中には大学院生にはまともな給与が払われない大学もあるようです。

 

news.yahoo.co.jp

 

 アルバイトができるといってもさすがに不安定すぎるので、家族がいる身としては少し考えてしまいます。博士号を取得したからといって給料が確実に上がるわけでもありません。しかし、もし研究をやりたいと思った時に、お金を理由に辞めてしまうのも何か違う気がします。

 

 まだ先のことですので、しっかり考えていきたいですね。

 

自分だけの時間が減る

 勉強の項でも述べましたが、すべての個人の時間は娘が寝てからになりますので、自分だけの時間はどうしても減ります。また、休みの日もほぼ家族がいる状態なので「一人でゆっくりしよう」みたいな時間はないです。ですが、これは学生結婚に関してだけではないですね。

 

 僕は一人で居酒屋に行くことが好きだったのですが、結婚してからはほとんど行ってません。飲み会は妻と協力し合って、二人ともそれなりに行ってます。

 

 

学生結婚して良かった

 学生結婚にはメリット・デメリットありますが、僕はして良かったと思っています。辛かったりしんどかったりすることもありますが、たくさんの時間を家族と過ごせて楽しいことの方が圧倒的に多いです。

 

 この記事が、結婚や出産に関して悩んでる再受験生や医学生のためになれば嬉しいです。Twitterにもいますので、よかったら気軽に声をかけてください。

 

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